ゲーマー回顧録

雑食ゲーマーが色々語る

【Stellarisプレイログ】平和主義で発展させようと思っていたはずが排他主義の覇権帝国になっていた話

最近初めてStellarisというシミュレーションゲームを遊んでいた。やっとの事で勝利できたのだが、それまでの間に起きた様々なドラマをまとめつつ思わぬ方向へプレイングが逸れていった話を簡単なプレイログとして記す。

Stellarisとは

簡単に言えば宇宙版シビライゼーションな感じのRTS。多様な種族、帝国がひしめく銀河で帝国を運営し、内政外交軍事と一通りをこなし勝利条件である期限までに各要素から成る評価スコア1位を目指す。種族の名前から特徴、起源、帝国の方針などロールプレイチックな設定ができ、それによって様々な補正がかかる。これはAI側にも適用されており、近隣の帝国がどのような性格かによっても戦略が変わってくる。自国の発展や銀河の探索で起こるイベント、没落した帝国というゲーム終盤まで関わろうとしてこない強大な帝国や危機という強力な中立勢力が現れたりととにかくドラマチックな要素に溢れている。

当初のプレイ方針

軽くwikiで雰囲気を掴んで、どうやら全勢力を手中に収めなくてもCivで言う所の科学勝利のような評価による勝利が出来るらしいという事がわかった(後に戦争抜きでは非常に難しい事がわかる)。せっかくの宇宙ものでロールプレイチックな遊びが出来るのだからという事で、自帝国の名前はNLA、種族名はBLADEとどこぞのゼノクロっぽいイメージで遊ぼうと考えていた。理想主義に平等主義、消えた移民団と言ったそれっぽい特性をつけていざスタート。異星人との交流をメインに外交やらなんやらで発展させていこうと考えていたのだが…?

まずはチュートリアル~拡大を阻む影響力~

チュートリアルでまずは調査船で星系の状況を明らかにして基地を立てて資源採取用の基地を立てて…と教えられてCivっぽいなと。開発だけでなくアノマリーの調査に技術の発展にと忙しい。内政は正直よくわからないままひとまず資源を増やしていた。

異星人とのコンタクトも積極的にする中で隣人が判明。Ethir、Fexという受容主義で友好的な帝国、Ztrakpor、Canthariというなぜかファーストコンタクトの段階から敵視してくる帝国といった感じだった。保護国の勧告なども来たのだがさすがに序盤からそれはどうなんだと断るも各種協定はとりあえず結んでみることに。

とにかく序盤は資源に領土拡大にとガンガン拡張していたのだが、あっという間に足りなくなる影響力。なぜこんなに足りないのかとwikiを見てみると派閥の存在、そして外交協定による減算を知る。じゃあという事で満足している派閥を推奨してそれ以外を弾圧、なんとなく結んでいた防衛協定などを切って…とこれが後の初防衛戦争のフラグとなる。

とここまでやっても増えないので何かおかしいと思ったら派閥の推奨弾圧にも影響力が要るらしいとわかり慌てて切る。そんなこんなで惑星に入植し領土拡大を進めていたのだが…。

突如訪れる方針転換の時~泥沼の防衛戦争~

軍事はとりあえずチュートリアルでやったコルベット数隻に技術で出てきた駆逐数隻という乏しさ。星系基地の事は正直ほとんど理解していなかった。そんな状況の中ついにCanthariからの宣戦布告。領土の境目がちょうど相手国に接していたためそのあたりが積み重なってのものだったのだろう。宿敵宣言や請求権が飛んできていたので予測はしていたがいざ戦争となるとどうすれば終わるのかよくわからないまま防衛へ。防衛協定を切っていた事を今更思い出し友好国のEthirやFexに泣き付こうとするも戦争中は出来ない事を知る。

敵の侵攻で初めて建設した星系基地を破壊すれば奪える事を知る。敵艦のいない星系を狙って奪い返すもまた空き巣を攻められての繰り返し。そして最悪な事に植民地と首都を繋げる星系を奪われた上に星系基地にFTL妨害装置がついてしまった。研究は自国でも済ませていたものの意味がよくわかっていなかった妨害装置。敵側にあると通り抜けが出来なくなるという重大な事実を知る。さっさと重要な星系を奪い返そうとするも移動出来ないまま星系基地の防衛に阻まれあえなく壊滅。やっとここで艦隊以外の戦力の使い方を学ぶも時既に遅し。資源がカツカツになりながらも艦船の建造を続け、戦争疲弊が100%になり現状追認を勧告されながらも重要な星系を奪われたままではいられないと奪い奪われを繰り返し…。

ひたすら粘った結果お互いが完全に疲弊し結局強制的に現状追認和平となってしまった。一部星系は奪ったものの肝心な連絡路は奪われ植民地は孤立したまま。いつか必ずリベンジをすると誓うと同時に平和路線から180度転換したのもこの時であった…。

第一同盟の母星発見と軍拡~領土拡大の侵略へ…~

イベントとして発生していた第一同盟の研究もCanthariによる国境閉鎖で進んでいなかったのだが、この度の休戦でようやく物が揃った。そして手に入ったのは非常に有用な第一同盟の母星の星図。先の戦争で資源が苦しくなっていたので大きな助け舟となった。

母星の開発と同時に再び攻め込まれないようせっせと軍拡をし、資源収入がマイナスになっては内政を見直しととにかく軍拡と拡大のための資源を求めていた。Canthariに防衛の重要性を叩き込まれたので、奪われた領土の近辺、領土の境といったチョークポイントには積極的に星系基地をアップグレード。艦船も揃えて…とやるととにかく維持費が足りない。資源を稼ぐ上で必要なのはやはり領土と植民地。しかし領土内には居住性の低い惑星しか残っておらずテラフォーム技術もまだ。

そんな時第一同盟の母星をきっかけに視界に入ってきたのが二つのガイア型惑星。居住性も高くなぜか他の帝国も領土を広げていない。恐らく中立の宇宙生物がいたからなのだろうがこれはチャンス…と思いきやその間の航路を阻む別の帝国の領土。こちらより戦力は明らかに低いのにも関わらずこちらを敵視していたStrekという帝国であった。Strekはもともと敵対していただけでなく戦力も技術力も低く、更には他の帝国と戦争までしている。そうして資源難にあえぐNLAはついに領土拡大の為の戦争を始める事になる…。

初の侵略戦争~浄化による排他主義の始まり~

という事で敵の戦争中という虚を突いて始めた領土拡大戦争wikiを見てどうすれば領土を奪えるのかは把握したので、やっと溜まった影響力をもって請求権を叩きつける。領土の境目には星系基地を立てて敵の反撃を防ぎ、疲弊度が溜まらないよう大量の戦力でもって素早く殲滅する。戦争のいろはを教えてくれたCanthariに感謝しながらの開戦。

敵が他国と戦争中という事もあり敵戦力はわずか。容易に目標の領土を確保するも戦争目標を達成できず。???となりながら文字を読むと占領していない惑星を要求しているとの事。よく画面を見てみると敵の植民地があるという事実に気づく。さてどうしたものかとwikiを見ると惑星を爆撃して地上軍で占領というステップが必要だと知る。という事で迷わず無差別爆撃に設定してせっせと敵地上軍を殲滅。そうこうしている間に敵艦が戻ってきてしまい奪った星系の一部が取り返されたり。再び艦船を派遣してまた爆撃してを繰り返してようやく惑星を占領。大した損害もなく戦争目標を達成して一気に領土拡大に成功する。

そうして占領した元敵国の惑星だが、安定度が低いとの事。どう考えても占領先の先住民のせいだろうなという事でどうにか出来ないか色々触っている内に発見したのが権利の設定。不適格の烙印を押す事で人口を減少させ浄化が可能となる…。当初の方針はどこへやら、さっさと有効な植民地にすべく浄化政策を決行。とはいえ強制退去ではあるのだが。元々爆撃で減っていた事もありすんなりと浄化が終わり自国民による完全な占領が実現する。幸福度も戻り安定度も上がり資源も手に入ってめでたしめでたし…?

本来の目的であるガイア型惑星への入植を進めようとするも聖地とみなされているため怒りを買うだろうという不穏な表記。何のことかとwikiを見てみると、無理やり入植するとどうやら没落した帝国という強大な帝国に攻め入られるらしい。さすがにそれはまずいと入植を断念。しかし星系基地を建てても怒られれないようなのでひとまず資源を獲得。入植は終盤へ持ち越される事となった。

ついに果たされるリベンジマッチ~繋がる交易路~

そうこうして内政やら更なる研究やらを経て軍拡が進み、諜報網により敵戦力も把握し、ついにCanthariへリベンジを果たす時が来た。思えば何もわからないまま遊んでいたこのゲームについて生き延びる術を力でもって教えてくれたのはやつらだった…。と過去に思いを馳せながら請求権を叩きつける。もちろんチョークポイントとなるような星系は全てである。

植民地と首都を阻んでいた星系基地はかなりアップグレードされており、こちらの戦力を一気に持っていく事でなんとか撃破。後方から殴られないよう他国との境界線にはきっちり星系基地を作って防衛準備はしていた上に、Ethirなどの友好国とは防衛協定も結んでいたので問題なし。ただ殴られないよう戦力を無理やり増強していた頃とは違うのである。目標の中継地点となる星系はすぐに手に入れたものの、敵も一筋縄ではいかない。けっこうな戦力と小回りの利く戦力とで分散させて、無理やり奪ったチョークポイントより奥の星系をすぐさま奪い返してくる。泥沼では資源が厳しくなる事を学んでいたので、大人しく防衛上重要な地点まで戦線を下げそこで戦争に幕を下ろす事に決めた。もちろん奪った惑星は浄化。この頃テラフォーミング技術も手に入れていたので一人もいなくなった惑星をテラフォーム。

そうして100年以上の時を経て、分かたれた植民地と首都がようやく繋がったのである。そこで気になるのが交易路。繋がっていないと表示されていたのがようやく繋がったと思いきや0%の表記。海賊行為がうんぬんとあるのでwikiを見ると哨戒が必要らしい。ここで初めて戦力以外の艦隊を結成し運用する事となる。少しずつ分からない事や何を調べるべきかが把握できてうまく出来てるなあと思ったのだが、筆者の運が良かっただけのような気もしている。

黄金期と停滞~覇権戦争への準備~

こうして植民地を増やして交易路も理解し、内政の勝手も分かってきて一気に資源を増やしていった。足りない資源があれば建て替えやアップグレード、要らない基地や艦船を解体し、失業者が現れれば開拓中の人手が足りない惑星へ送り込む。当初の外交やらなんやらによる協調方針はもはやどこかへ消え去り、どんどんと覇権への道を突き進んでいた。勝利条件のスコアはかなり伸びて他国のほとんどは比較状況で”悲惨”になっていたのだが、ここで問題となるのが没落した帝国。今回のゲームではIzirianとHaddamという二つが自国のダブルスコアで立ちはだかっていた。Izirianはかなり遠い上に航路も繋がっていないのだが、Haddamは自国領土の目の前。10万クラスの艦隊を持ち、規模はどれも圧倒。とてもではないが手が出せる状況ではなかった。そういう訳でこの時期はとにかく国力増強を図り、内政を固め、星系基地の準備をひたすら進めていた。ある意味で黄金期であり、ゲームプレイとしては停滞の時期でもあった。

この頃なぜか隣国から独立した小さな帝国が自主的に従属化してきて税金を納めてくれる事に。恐らく地理的な近さと国力差から起きたのだろうが、攻めるつもりの無い方面の星系だったため、敵除けにもなって良いものであった。

現れる危機、目覚める帝国、蚊帳の外の自国~漁夫の利を狙う~

そうして内政や軍拡に勤しんでいる内に2400年を過ぎエンドゲームへ。エンドゲームになると現れる確率が高まると書いてあった危機、異次元からの侵略者が現れたのである。しかしスポーン位置は銀河の中心を挟んで自国とは真逆。こちらに来るには没落した帝国のHaddamを通らざるを得ず、非常に有利なポジションだった。しかしこのタイミングでHaddamが覚醒。一気に軍拡を始め領土を拡大していく。ここまでの間に散々軍拡をしておいていた為、幸いにもターゲットはこちらには向かず真逆の帝国が食われていった。侵略者も迎撃して戦力を削りあってくれるため、これ幸いと更なる軍拡を進め、移動用のゲートウェイなどを設置し、来る覇権戦争の為の準備を続けることに。この頃になると研究もほぼ終わりひたすら繰り返し研究をする事になっていた。

どの帝国も急に態度が軟化し、あの宿敵ことライバルCanthariでさえ友好的になっていた。雰囲気で連邦にも加入してみたのだが、艦隊許容量を取られる上に宣戦布告させて貰えず後に抜ける事になる。銀河コミュニティにも入っていたのだが、銀河法による制裁が邪魔で抜けた。全ては自国の覇権の為に。

と呑気な事をしていたら侵略者勢力が更に二つも追加。これも幸いな事に自国からは遠い位置にスポーンし、Haddamと侵略者勢力同士でひたすら削りあっていつの間にか一勢力は消えていた。

侵略者と挟み撃ちになっているという地理的状況、他国や侵略者に艦隊を割いているという戦力的状況、それらを以て今しか攻めるチャンスは無いと決心し、ついに艦隊を集結させて決戦を始めた。

総力戦~逆転する侵略者との二方面作戦~

ついに始まった総力戦。最前線の基地からHaddamの前線へ最大戦力をぶつけるも、Haddamは複数の艦隊による抵抗。一つ一つの戦力がかなりあるため、奪い奪い返されを繰り返して思うようにスムーズな侵略が進まない。しかもどこに隠していたのやらワームホールを使ったのやら、最前線とは真逆の自国領土を攻めてくる。最高クラスまで星系基地はグレードアップし、防衛プラットフォームも限界まで建てていたものの、覚醒帝国の戦力の前では厳しい戦い。慌てて最前線から艦隊を戻し奪還。事前にゲートウェイを建てておいたのが非常に役立った。

前半こそ思うように進まなかったものの、やはり侵略者との戦闘で戦力が削られていたのか時間が経つにつれ補充が弱くなり、一気にHaddamの前線基地と惑星を持つ星系を奪う。しかしここで立ちはだかるのが地上軍であった。Haddamの前線を奪うという事はそのまま侵略者勢力とも立ち向かわなければならない事を意味し、そちらへ割く戦力と散発的に現れるHaddam艦隊に対応する戦力とを差し引くと、惑星への爆撃にはあまり艦隊を使えなかった。そのため地上軍を削るのがかなり遅くなり、敵地上軍に打ち勝つだけの自国地上軍を集めるのにも時間がかかるため、惑星の侵略がうまくいかず。その上一度侵略した惑星で反乱を起こされ再度敵の手に渡る事も。そこは奪い返すも結局戦争疲弊が溜まり、全て終わらせるには至らない現状追認となってしまった。そして、中途半端に虫食いとなった星系図を見ながら次で終わらせると決意するのだった。

奪った惑星は自国では建造出来ない建造物だらけだったのだが、この頃になると食糧や消費財の価値が非常に低く、資金と合金と希少資源ぐらいしか必要なかったため、片っ端から解体建て替えをし、浄化政策と合わせて元の姿が分からない植民地へと変貌していた。

ちなみにここで浄化政策の上手いやり方に気づいた。不満を持つPOPが多いから反乱を起こされるという事は小規模になるよう少数の集団で別の惑星へ強制移住させれば良いではないかと。これは非常に上手く行き(後でよく見たらwikiにも書いてあった)、浄化のスピードも速まり一石二鳥。

つかの間の休戦期間~侵略者からの防衛戦線~

休戦期間が10年定められ、その間何をしていたかと言えばHaddamを今度こそ滅ぼす為の軍備、そして侵略者勢力への防衛戦線の準備である。戦争期間中にHaddamの領土も侵略者に奪われており、それを更に奪う事で白紙の領土となるため、これを機にチョークポイントとして防衛戦線を築いていた。非常に良い星系が得られたものの、とにかく侵略者の戦力は高い上に無尽蔵。星系基地が完成するまでは最大戦力を駐屯させ、完成しても二艦隊以上で攻められると基地だけでは守れない為結局戦力を割かなければならず、休戦期間を過ぎてもなかなかHaddamに手を出せない状況が続いていた。その上Haddamは没落した帝国で外交コマンドが限られる為国境閉鎖が出来ず、一方的に自国領土を飛び回られていた事もあり、宣戦布告のタイミングが合わなかったのである。しかしこの間侵略者がHaddamの飛び地をがんがん侵略してくれていてむしろありがたかったという。

その間にとにかく艦隊を作り、侵略者に対する防衛戦力、Haddamを攻め落とすための戦力、スムーズに占領するための地上軍、全てを万全に整え、来る決戦の日を待っていた。

ちなみにもう一つの没落した帝国のIzirianは待っている間に侵略者に攻められて覚醒しないまま終わった。せっかくなのでと滅びる直前に聖地のガイア型惑星に植民してついでに侮辱しておいた。

没落した帝国の最期~ついに勝利条件一位へ~

そして迎えた決戦。敵の艦隊が侵略者に攻撃された飛び地へ向かった所を狙って宣戦布告。今度こそ完全に滅ぼすと決め、侵略者の防衛用に回した戦力以外を全てぶつける。星系基地は強力なままだったが艦隊は出払った物以外ロクになかった為、星系を奪うのは容易であった。あとはひたすらに無差別爆撃。首都は地上軍が3000を超えていたので防衛の弱い順に占領。出払った艦隊が戻ってくるも侵略者用に建てておいた基地の前であえなく撃沈。

こうして惑星を全て奪い、Haddamは最期の時を迎える事となった(飛び地侵略に艦隊を回していたのだが所有している惑星を全て侵略した時点で終わりらしい)。

奪った首都は凄まじい産出量を誇る建造物ばかりで、もはや資源に困る事はなくなった。もちろん浄化もしたので完全にこの銀河からHaddamの痕跡は消し去った。

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ゲーム開始から400年、紆余曲折を経てNLAはついに勝利条件の一位となった。並び立つ帝国は他になく、このままゲームクリア…と言いたいのだがそうはいかない。まだ侵略者の問題が解決していないからである。

銀河を綺麗にいたしましょう…~アンカーを求めて~

そう、終了年の2500年を迎えてもHaddamが勝利しなかったのは全てこの侵略者のお陰なのである。しかし自国が一位となった今用済みなので殲滅すべく作戦を開始。ポータルは発見しているのだが、それを守るアンカーの場所が全く分からない上に侵略者を放置していたせいで9か所にまで増えてしまっていた。侵略者勢力は銀河の1/4ぐらいは制圧していたのでここからが本当に長かった…。

まずは無限沸きをどうにかするため破壊は出来ないポータルを抑える事に。しかしその間も襲撃は続くので星系基地を建てて防衛しながらの進軍。艦隊一つは5万ぐらいの戦力なのだがいかんせん無限に沸く為、数が揃うとすさまじい。一進一退を繰り返しなんとかポータルの星系に基地を建て、沸いてきた戦力を損害無く潰せるだけの戦力を残し、あとは残りの戦力でひたすら掃討。

資源もダダ余りだったので十分な戦力を用意でき、戦闘が発生しても損害は無く、あとはひたすらに銀河中を複数の艦隊で移動させる作業。資源も要らないので内政も適当に、ただただ侵略者の領土を攻める。まあまあしんどい作業だったのだがHaddamを抑えてくれた事に感謝しながら銀河のお掃除。ポータルから湧いてきても戦艦の群れと基地とでリスキル。哀れなり。

けっこうな時間がかかったのだがついに掃除を終わらせ…。

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ついに迎えた勝利

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侵略者の残党を全て撃破し、ついに勝利。ゲーム開始が2200年だった気がするのでおよそ430年。本来終わるはずの年より130年オーバーしての勝利となった。

スコアは2位にトリプル。艦隊戦力は10倍差で研究は4倍差。終盤のお掃除タイムはさっぱり内政していなかったのにこれなのだからすさまじい。2位と3位のEthirとFexは最初から最後まで見守ってくれてありがとう。

終わりに

この手のシミュレーションゲームCivを少し遊んだぐらいしか経験がなかったのだがとても楽しめた。さながら歴史を自分で作るというか、そのドラマを味わうというかそんな感じ。

高潔な理想を掲げていたはずの帝国が敵国からの突然の侵略を契機に、侵略はおろか無差別爆撃や浄化政策まで行う排他的な覇権国家になり、最後には銀河中をお掃除して勝利する…。自国の繁栄の為なら強制移住もさせるし、遺伝子も改造するし、血統の選別をしてリーダーの素質を選別するし、クローン兵士も量産する。この銀河で生き残るためには…こうするしか…こうするしかなかったんだ…。

自分でプレイしておいてなんなのだが、本当にドラマチックな展開で思わずプレイングを書き残したくなったのでここに記す。書いてから思ったのだがもっと要所要所でSS撮っておけばよかった。