ゲーマー回顧録

雑食ゲーマーが色々語る

パッチ5.2レイドエデン零式共鳴編の感想【FF14】

エデン零式共鳴編をガンブレイカーにて踏破したので感想やら思う所やらを書いていきたい。踏破は3週目だった…がもう少し粘れば2週目クリア出来たとは思う。また、ほとんどMTかつ野良での攻略という環境での感想である。

 

1層~鳥飼育員と槍倒し~

1層にしてはずいぶんとワンミスワイプが厳しい印象だった。ギミックの種類だけは少ないものの、チャージの有無や避雷デバフ状況、14チャージの位置取りなど判断要素は多かったと思う。タンク的には何より”ふんばる”と”分離体生成”だろう。あのふんばるコンテンツアクション自体はオーボンヌで出て来た盾のギミックと同じ…はずなのだがやけに判定がシビアなのかよく分からないけど上手く行かない事が頻発。真正面向いてボタン押したら動かない、それだけのはずなのだが…?その上ミスったらワイプなのだからたちが悪い。

それに加えて分離体生成はまた厄介というか面倒極まりなかった。あれは周りがちゃんと1以下を維持していればデバフ2で誘導出来るのだが玉の湧きがランダムという事もあって3にしなくてはならない事も。4で回復低下が付くので誘導側としてもあまり3にはしたくない所なのでそこはお祈りだった。サンダーストーム、ステップトリーダーと被るタイミングもあるので本当に面倒。

…といってもSTやったのは一回ぐらいでMTとしては大してする事が無かった。やけに痛打のスパンが短いのであまりAAにバフを回せない印象。痛打は物理だけどAA魔法の謎。カモフラも受け流しが確率なので物理強攻撃に対してはそこまで強くもない。チェインライトニングをお祈りしつつ一応控えとして動けるのはまだマシか。

ただ、結局DPSチェックはゆるゆるなので立て直しさえ出来ればクリア出来るのは1層らしいといえばらしい。

 

2層~タンクはお星さまになりました~

2層はやる気のない3層に比べればそこそこストッパーしていたのではないだろうか。2体フェーズあるのでガンブレ有利かと思えば一体しか殴らせてもらえない悲しみ。

2層と言えばサッカーが話題になりがちだが、タンクとしてはそれよりスイッチがなかなか面倒。時間猶予はあるのだが、強攻撃前に巻き込みやらでデバフを貰っていると死亡が確定する。それも即死ではなく天高く打ち上げられて着地を狩られるのである。これは無敵受けでも発生するので殴れない時間が発生する都合やりたくない…のだが前述の巻き込みなどの事故、そしてその後のコンフラ中バフを考えると無敵受けした方がいいジレンマ。この点に関しては無敵8sの戦ガは相性が悪い。

一応豆知識として、デバフ付与の火炎拳、強攻撃の豪炎拳、即死のメテオストライクのそれぞれ詠唱開始タイミングでターゲットが変わるので、挑発する側がデバフを持っていた、あるいは挑発が遅れた場合は豪炎拳詠唱中の挑発で何とかなる。逆に言うとシャーク遅れなどでタゲがふらついた場合どこにメテオが降るか分からないのでお互い避けましょう。

また、2体フェーズでの拳はガルの風玉からの線でタゲを移せる為実は無敵受けしなくていいのだが、ランダムでAoEと共に飛んでいってしまう事から余り良くはない。と思っていたがよくよく考えると踏んだところで全体攻撃が無いのでどうでも良かった。

合体後のカウントは事故の塊だった。人数が足りないと終わりが確定するのでヒラLBは温存推奨したい。

ガンブレ、というか60sバーストジョブはとにかくそのタイミングでギミックが来るのがどうしようもなく辛かった。一応解決策としてシナジー無視の開幕即バーストをするといい感じに回り、合体後に通常通り回せる。また、拳の都合離れないといけない上に粘ると巻き込んで事故るため、近接としても辛い印象だった。竜は泣いていいと思う。

テンポも良く楽しいのだが近接への嫌がらせが激しいという感想。

 

3層~Nの方が難しい~

パターン多くて難しくなり過ぎたのを緩和したらほぼ何も考えなくてよくなってしまった感じがする。パターン知らない分Nの方がハード。逆に先行者は大変だったのだろうが…。

タンク的には雑魚誘導だろう。一瞬でもバフが付くととてつもなく固くなるのでタンクのGCDなんかより誘導の方が大事である。もっとも転移ミスするメンバーが全てを破壊するのだが。一応ハートオブストーン+ハートオブライトまで投げると二人受けがギリギリ出来るので転移時の頭割りには投げたい所(ブラナイならもっと余裕があるのは内緒)。HPの調整も必要なので、相方側の削りが遅い場合棒立ちを余儀なくされる。悲しい。

強攻撃も判断は要るものの3回のみ、加えてAAも思い出したようにたまに飛んでくる程度なので全体軽減ぐらいしかやることが無い。あとは周りがミスらない事をお祈りするだけ。

ちなみに時間切れで床崩壊という他には無い演出がある。

 

4層~暴走ミルンあやとりおこめDD内外ぼよん色固定方向固定ノクバ無効アファーアクモーン無敵受けアクスサイス北東固定ほかその他~

4層は…。実際のところ攻略していた2,3週目だとほぼミルン式にぼよん色固定とアファー無敵受け程度だったのだが、その後続々と方式、マクロが乱立しているのを見ると何とも言えなくなる。このマクロ乱立に加えて厳しいDPSチェック。このDPSチェックを乗り越えるために色々工夫がされているのだとは思うが、実装から時間が経つに連れてILは上がれどDPSは上がらないのがこのゲームなので、その後の消化も考えると方式が乱立される方がハード。基本的に近接が殴れる時間を増やすための方式が多いのだが、今回の4層の作りから言って処理を工夫するよりも遠隔3(キャスター2)で攻略する、あるいはDPSが高いジョブを集める方がよっぽどクリアに近づく。明らかにキャスター有利なのは某サイトのジョブ毎のDPSを見れば一目瞭然である。アドルも増える(牽制は減る)。そもそもトータルのDPSで考えれば後半の比重が大きい為、暴走どうこうで超えられないのであればどのみち厳しいだろう。この乱立はただただ事故率を上げに来てるとしか思えない。

また、DPSチェックのキツさの要因の一つと個人的に考えているのはヒーラーへの要求DPSの高さである。今でこそILによる余裕が出来ているが、2、3週ぐらいだと他のジョブが軒並み他の層よりDPS中央値が下がっている(これは殴れる時間などの違い)にも関わらず、ヒーラーは他の層よりDPS中央値が上がっていたのである。これはそれだけ他の層よりもヒーラーが殴る事を要求されているとも言えるし、他の層の要求PTDPSにおいてヒーラーの出せるDPSでかなりマージンが取られているとも言える。余り殴らず他の層を突破したヒーラーは門前払いの状態であった。この状況から言って正直ヒーラーの火力上限は高過ぎるように思う。

タンクマスタリという呪いの装備により常時デバフ状態のタンクとしてはいかに上手くバフを炊いてヒーラーのGCDヒールを無くし、火力に回して頂くかが肝であった。がしかし、頑張った所で無駄なヒールや棒立ちなヒーラーが居たのではクリア出来るはずもないのはまた事実。タンクではキャリーにかなり限界がある事を感じた。ただ、上手いヒーラーでもタンク次第で火力を落とさざるを得なくなるので今のヒーラーの高い火力を生かすも殺すもタンク次第な一面はあるように思う。あくまで一面だが。

正直今までも議論されてきた事だとは思うし、今後もこの方針のままなのだろうけど、それでも言いたいのは自分のDPSをゲーム内で知る事が出来ないのに厳しいDPSチェックという歪みは何なんだろうか。比較的早いタイミングで零式を攻略したのは今回が初だったというのもあるが、やはり攻略水準に無いプレイヤーが混じった時点でクリアを諦めざるを得ないのは思う所がある。かといってゲーム内でその事実を知る事が叶わないのだから彼らを責められるかと言えば黙ってBLに入れるのみである。

固定を組めばいいというのは半分正解で半分間違い。結局固定内にクリア水準に無いプレイヤーが混じった時点で入れ替えしにくい都合野良よりむしろ酷い状況になるからである。そういうプレイヤーを弾く意味で某サイトは正しく履歴書なのだが結局外部サイト頼みかよという話。

 

4層の感想はDPSチェックしかないのかとなりそうだが、実際のところギミックも光の暴走ぐらいで他は特に大変な所は無かった。暴走は玉の誘導に慣れるまでがハード。あとはひたすら周りがミスらない事をお祈り。ただアクスサイスとスラッシュスラストの連続攻撃の名前をあれに設定したのは悪意しか感じない。以下少しガンブレメモ。

ガンブレ(タンク向け)4層攻略メモ

今のバランスだと主流はMT暗黒のSTナイトだが、ガンブレは一応どちらも出来る。出来るのだがナイトの強さを考えればMTが無難だろう。ただ4層に限ればAAが痛く、全体ヒールがキツイ場面が限られるため戦士の猛りも有用でシェイクオフもそこそこの効果量なのと、AAを受ける場面でナイトのバフが少ないというデメリットがあるので割と一長一短。ただし暗黒と戦ガを組み合わせた場合リビデがほぼベネ必須なので最終の無敵戻しがダルい。4層のAAが物理でカモフラが輝く事から暗黒とガンブレでそこまで大きく差が出ないためdps優位なガンブレはかなりアリ。暗黒はぼよんでマインドが強いぐらいで、AAが2回だけの所なんかではタイミングが完璧でないとブラナイが割れない為ノーリスクのストーンとオーロラが便利。ちなみに現在同程度の暗黒とガンブレでDPSにはおおよそ300強の差があるので、白がグレアを10回程度ヒールに回した場合この差が白により埋まる(が実際の所バリアヒーラー側のアビヒールが優先的に飛んでくるか移動に合わせてソラスディア+アビを吐くはずなのでそこまでのロスはそうそう無い)。たかが300されど300。雑魚フェーズの相性の良さと初めの頃のクリアPTの大半が時間切れ詠唱中のクリアだった事を考えれば馬鹿に出来ない。

前置きはこのくらいにして以下本編。

早めにサンバレを着弾させないと先釣りになってしまったメンバーのHPが消し飛ぶので注意。開幕は手持ちのバフを順番に炊く。ストーンも7sなのでAAには上手く合わせられる。鏡中が一番痛いので牽制インタベを要求すべし。ダブスラは無敵で受ける方が早いので、その時点でHPが1以上ならばオーケーなのだがこれを把握したヒールをしてくれるかはヒーラー次第。DDにはランパとストーンを合わせると単体ヒールはほとんど要らないはず。スイッチ後暴走までの間に数回AAがSTに飛ぶのでオーロラストーンは投げる。暴走後の鏡もオーロラストーンを投げる。リプは被らないようにしつつ、ライトは2回打てるのでDDのフレア着弾前、暴走後鏡のバニシュに合わせるといいだろう。また、バーストは開幕1か2gcd目でスタートすると前半終了前にブラッドソイルとギリギリビーコンが出来る。シナジーに完璧には合わないが回数が減る方が問題。これは他の60s、90sバーストにも言えるので特に侍忍者召喚とモンクの桃は早めに回すべきだろう。鏡前にタゲを戻す人もいるようだが、後半ぼよんのバフ事情を考えれば普通にダブスラでだけスイッチでいいだろう。

雑魚フェーズはビーコンとブラスティングゾーンの存在によりライトニングをさっさと落とせる反面、手数が多い都合反射もデバフが付くと痛いのでストーンオーロラを適宜。アビリティは全てリキャストで吐いても後半開幕に間に合う。ソイルを2個残して終えると若干盛れる。

後半開幕はフルバフ。ヒーラー様にヒールを要求してはならない。以降アクモーンに合わせてライトを吐くといい感じに全て回る。最終だけは相談。ダブスラスイッチのタイミングでノーマーシーが戻るのでストーンや挑発をGCDに噛まないよう回すのが肝。

基本的に何か詠唱を終えると数回AAなので体で覚えてストーンを貼る。割れないとロスがあるブラナイとは違いノーリスクなのが最大の利点。

その後ぼよんの移動前にカモフラとオーロラでHPをキープしておき、背面移動時にライトランパネビュラ、鏡の詠唱を見て1段目着弾前にストーン。ダブスラでバフを吐いてしまうと、色固定の場合ここで一番痛いMTのバフが薄くなるのでやはりダブスラでのみスイッチが無難。そもそも後半はほとんど二人にAAが飛んでいる上に誘導も後半序盤は無いので戻す意味が無い。

視線鏡はビーコンの追撃アビで向きを変えてしまう事にも注意。また、鏡とボスとを真っ直ぐになるよう誘導しないと周りが困る。

竜詩前はとにかくAAが飛んでくるのだが竜詩でもバフが要るのでストーンオーロラカモフラ、牽制で何とかする。竜詩で凍結前にストーン以外を吐いて踏む前にストーンで丁度いい。シヴァを上から見るようにカメラを回すとバニシュの散開頭割りがわかりやすい。散開は塔踏みでデバフがついたのを見てからで大丈夫。

アファー無敵の場合最終で一番注意が必要なのはスイッチと軽減。一回目はアクモーンと生首の爆発分だけなので大していらない。ここでガンブレだけ注意がいるのだが、生首は何故か無敵を貫通するので、ボーライドしてから生首を拾うと死ぬ。移動ボーライド挑発見てからシャークと忙しいのでここでスタンスを切ったほうがシャーク遅れの心配も無い。アファー終わってからタゲが変わるとアクモーンのデバフにより粉砕される。アファー無敵なら戻しに余裕がある1、2回目はそこそこにライトもリプも3回目に合わせるのが無難だろう。ライトはアクモーン初段の着弾ぐらいで入れるとアファーまで持つ。リプはそこから5s待つ。連続攻撃系は途中でバフデバフが入っても大丈夫だったはず。

順当に回していた場合、最終のアファーでノーマーシーとその他が戻るのでよっぽど討伐タイムが早く無い場合はここで薬と共に最終バースト。時間切れ詠唱中にビーコンがもう一回。

これぐらいだろうか。クリア時点でガンブレ1ページ目には居たので大きくは間違っていないと思う。

 

最後に

今回のレイドは新人によるものとインタビューであったが、確かに見慣れないギミックもあり面白い部分もあった。相変わらずBGMは良かったし楽しい部分もあったのだがそれはそれとして4層のDPSチェックは苦痛だった。何だかんだで5.4レイドもやると思うのだが流石に固定考えようかな…。