ゲーマー回顧録

雑食ゲーマーが色々語る

世間とは少しずれた狩りの話【Bloodborne】

筆者も世間も狩りと言えば時期的に間違いなくMHWを思い浮かべるが、モンハンについては改めて筆者が語るまでもないので、あえて今回は狩りは狩りでも獣狩り、Bloodborneあるいはブラッドボーンについて書いていきたい。

 3/1追記:世間とずれたというタイトルだがなんと3月のフリープレイ対象タイトルにブラッドボーンの文字が。

気が向いたら詰まりやすい最序盤攻略記事を書くかもしれない。

 

概要

SIEとフロムソフトウェア開発の本作はダークソウルシリーズにお作法というか文法的には近い死に覚えゲーアクションRPGである。ゴシックホラーな雰囲気の世界で目的もよくわからないまま獣狩りを遂行するというとにかく独特の世界観である。言葉回しやストーリーの見せ方と他にはないものがある。

獣狩りと言っても敵は獣に限らず、狩人との対決や啓蒙が高まりそうな生物を狩る事になったりと獣狩りの夜は一筋縄ではいかない。啓蒙というワードから一部の人は察せられるだろうが、クトゥルフ的な異形も後半で現れるカオスな世界である。

フィールドは立体的に入り組んだものが多く、ショートカットを開通できた時にはどう繋がっていたのかを理解すると共に感心する。

 

トロフィー取得率60%

本作は難易度が高い事でも知られているが、なかなかすごい割合の脱落者がいるようである。

一般的に最初のボス辺りはトロフィー取得率が高く、そこから徐々に落ちていく。しかし本作で最初に戦うボスのトロフィー取得率は驚くべき低さの60%前後。ラスボス(の一つ手前)が30%程なのでそこは他とそこまで変わらない(むしろ高い気がする)が、多くの狩人は最序盤で心を折られている事がわかる。

死に覚えゲーと概要で述べたが、序盤からなかなか手厳しい。まず回復アイテムが個数制で、ある程度意識して集めないといけない。そして何より最初のボスに出会うか道中の特定のアイテムを使うかしなければレベルアップが出来ないのである。もちろん最初のボスも強いしそこにたどり着くまでも辛い。

この厳しい序盤を抜けて(そこからも難しいには難しいのだが)少しずつこのゲームの進め方、あるいはプレイングが分かってくると途端に面白くなるだけにもったいなくはあるが難しいところ。

 

狩人に盾は不要なり

今作最大の特徴、そして面白さであると同時に難易度を高めている要因として攻めに特化した戦闘がある。公式では死闘感と。

右手に仕掛け武器、左手に銃を持つのが狩人の基本スタイル。この仕掛け武器がロマンの塊で、変形する武器となっている。初期武器を例に挙げると、鋸は平常時はリーチの短いラッシュができ、変形させるとリーチが長い鉈へと変わる。斧は変形によって伸び、リーチやモーションが変化。筆者一番のお気に入りの仕込み杖は、普段は杖のような剣だが変形により鞭へと変化する。変形単品のモーションもあるが、攻撃の途中で変形しながら攻撃を挟む事ができ、スタイリッシュに立ち回れる。適当に動画でも見て欲しいところだが、とにかくこれがかっこいい。

中には変形ではなく武器の状態を変化させるものもあり、変形でチャージして攻撃で重い一撃を放つパイルバンカーのようなロマンに溢れた武器が存在する。

上で攻めに特化した戦闘と書いたが、今作にはガードが存在せず、盾はあるにはあるが実用に耐えない。

ではどうやって敵の攻撃をやり過ごすか。

まず一つは華麗なステップ。ソウルシリーズに比べ狩人様は身のこなしが軽く、素早い移動とステップが可能で、これにより攻撃をかわすのである。しかし、ステップの終わり際の無敵がない状態で被弾すると逆にダメージが増加するリスクもあるので、かわすかあえて受けて後述のリゲインで回復するか、ととっさの判断が要求される。

もう一つは銃によるパリィ。左手の銃はキャラビルド次第では攻撃手段にもなるが基本は防衛用。敵の攻撃に対してカウンターのように放つ事で相手の体勢を崩し、そのまま内臓攻撃(通称モツ抜き)という高火力の攻撃につなげられる。モツ抜きと呼ばれる所以は腕を敵に突き刺しそのまま内臓を引っこ抜くかのようなモーションであるため。雑魚のみならず多くのボスにもパリィないし内臓攻撃が効き、一撃でHPをかなり持っていけるロマンがある。

そして最後がリゲイン。被弾した際に減ったHPの一部は被弾から一定時間内に敵を攻撃する事で回復出来るというシステム。武器によって回復量が異なるので武器に合わせた動きが求められる。引いて回復するかそれとも攻め続けて回復するか、前述のスピーディーな回避、パリィと合わせてプレイヤーによってスタイルが分かれるところである。

これら3つのシステムもそうなのだが、全体的に敵の攻撃は後ろに引くとかわしにくくなっているものが多いため、積極的に前へ攻める事を要求される。これが今作の戦闘の面白いところで、そして判断を間違えればすぐに死ぬと難易度向上に繋がっている点でもある。

 

悩ましいキャラビルド

レベルアップで得られたポイントをステータスに振る形で成長する。これの方向性で扱える武器や戦術が変わり、ここがまた面白い点である。

HPに振ってリゲインが高い武器でごり押しするもよし。技量に振って内臓攻撃に特化させるもよし。あるいは血質に振って銃をメインに据えるもの一興。神秘に振って腕から触手を生やしたり隕石を降らせるのもロールプレイとしてなかなか(筆者はやっていないが銃と秘儀は極めるとやたら強いらしい)。ただし極めようとすると後述する地底人にならざるを得ないのが…。

筆者は技量に振って仕込み杖と銃によるパリィをメインにしたシンプルなビルドだが、内臓攻撃で数千ダメージが入るのを見ると興奮してしまう。

 

印象的なボスの数々

冒頭で述べたようボスも多種多様、獣に狩人、異形もありとすごい事になっている。そのどれもが強敵でプレイヤーの心を折りに来るのだが、それだけに倒せた時の感動はひとしおである。

序盤で戦うガスコインという狩人は色々な意味で忘れられない。遭遇時のムービー、序盤で戦うとは思えない強さ、後半で獣へと変貌するおぞましさ。これと合わせてもう一体最序盤のボスである聖職者の獣もまた巨大なおどろおどろしい獣としてのインパクトが途中で変化するBGMと合わせて印象に残っている。これら2体はブラッドボーンを象徴しているボスだと思う。

異形代表としてエーブリエータスは外せない。画像でも貼ろうかと思ったがこれはぜひ実際にプレイして確かめて欲しい。全身を使って抱きしめて来る愛らしい(?)娘ですはい。

DLCで追加されたボス達はそのどれもが強烈。特に一体を挙げるならルドウィークである。あれは演出が本当にすごい(語彙力不足)。出会う際の気持ち悪さもさることながら、そこから人としての意識を取り戻して覚醒した後のムービー、そしてBGMの切り替わりが最高のタイミングで最高の盛り上がりを見せてくれる。そしてやっぱり強い。

 

9kv8xiyi

狩人もとい地底人共通の合言葉

本作のエンドコンテンツというかやりこみ要素として聖杯ダンジョンというハクスラ的要素がある。本編とは別に存在するダンジョンで、内容が固定のものとランダム生成のものが存在する。ランダム生成のものは生成後に見出しのような文字列を入力する事でプレイヤー間での共有が出来る。

ここまででは何故見出しが合言葉と呼ばれるかまだわからないと思うのでもう少し。

キャラの強化要素として血晶というものがある。これは武器に着ける強化アイテムといったところで、それぞれ強化値が異なり、単純に強化値が大きいもの、デメリット付きだが強化値が更に大きいもの…と様々。これの最大と理想値を求めて狩り続けるのが一部狩人の宿命であり、成れの果てを地底人と呼ぶ。

そしてこの見出しは一般的な狩人が欲しがる血晶を手に入れやすい(マラソンしやすい)ダンジョンが生成出来る合言葉という訳である。

筆者もある程度聖杯ダンジョンに潜り、物理理想値の血晶を手に入れている。比較的楽な方しか行っていないが、本当にレアもの(特に銃、秘儀特化を目指す場合)を手に入れようとすると大変な事になるとかならないとか。理想値を手に入れた上での狩りは格別である。

オートマッチングが可能なのでマルチプレイが比較的にぎわうのはここ(今も狩人がいるかはわからないが)。

 

最後に

9割9分人を選ぶゲームだとは思うが、少しでも狩りに興味を持ったならぜひプレイしてみて欲しい。独特の世界観と雰囲気、そして狩りに酔うことだろう。

かねて血を恐れたまえ…。

 

雑記

MHWもとりあえず本編を終え、歴戦古龍を解禁したところである。そしてモンスター数も少なくて飽きてきたなあというところにゼノブレイド2の二週目情報が。想像以上にいっぱい詰まっていたので来週からは二週目に潜る。ニアにイーラ勢3人エンゲージしてソロプレイしてイーラプレイするんだ(アルドランさんこんにちは)…。

ところで最近一時期落ち着いていたPV数がまた伸びてきて驚いている。ちょうど年末年始に買った人がクリアした頃合いなのだろうか、トラハナソロ狩りやら感想の記事が伸びている。ハナの良さが広まれば幸いである。

ドキドキの真意【doki doki literature club】

今回は巷で話題(?)の海外産ギャルゲー、doki doki literature club について書いていく。

 

 2/10追記:日本語対応についてと外部リンク追加

海外産ギャルゲー?

文字通り。steamなどで無料配信されているpcゲーである。全編英語だがさして内容は難しくない(というかギャルゲーの文法的にわかる)ので英語が苦手でもグーグル翻訳とかに頼れば十分いける。ただし一部poemに関してはセンスがいるかもしれない。

巷で話題になるだけあってスチームアワードなど各所で賞を受賞してたりする。

2/10追記

公認の有志による日本語化パッチが配信されたとのこと。もうプレイをためらう要素はなくなった。ぜひプレイしよう。なお日本語訳の方ではドキドキ文学部ないしドキドキ文芸部とのタイトルらしい。

 

ざっくり概要

とある高校に通う主人公は幼馴染のSayoriに誘われてliterature clubに加入する事に。幼馴染に加えそこで出会うツンデレNatsuki、スタイル良好で物静かなYuri、そして優等生(と言ってもメガネとかそういうのではなくリーダーシップを取るような感じ)のMonikaら4人とクラブ活動を通して交流を深めていく。

交流は会話の選択肢を選ぶだけでなく、poemを書く事でも進む。poemを書く作業は単語を選ぶ形で行われ、それぞれのキャラクターが好む言葉を選ぶと好感度アップ、それによって分岐が…といった具合である。poemは他のキャラクターと交換をして見せあうのだが、その内容もなかなかに奥深いものだったりする。

 

 

これだけではあまりに雑な紹介?いいから黙ってプレイしましょう。何を書いてもネタバレになってしまう(という表現自体がネタバレなのだがまあ…)。

少しでも興味を持ったらぜひ遊んでみて欲しい。ただのテキストゲーなので普通にノートパソコンでも動くし、フリゲーで特にお金もかからない。

 

ただし、注意書きはきちんと読んだうえでAcceptしよう。

 

雑記

実のところスイッチ修理中にプレイしていたわけではなく、ゼノブレ2発売前にプレイして、記事も書いてはいたのだが編集中に発売日が来てしまったために放置されていたのである。MHW発売が目の前なのでその前に投稿をしておこうと思いとりあえず完成させる事に。

 

…いつも数千文字書いているブログ、この記事はここでは終わらない。

ネタバレとそれ以上の覚悟が出来たら続きを読んで欲しい。

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ゼノギアスコンサート当選!!

タイトル通り。

スクエニのEstore先行抽選で外れて意気消沈していたところ、再び抽選販売をすると偶然にも知り、ダメもとで応募したところ奇跡的当選。しかもソラリスシート。抽選結果を確認した時は目を疑ったし、チケットの支払いを済ませてなお信じられないといった具合である。

この二次抽選を知ったのが本当に偶然で、もしああしていなければ応募に至ってすらいなかったという出来事が無数に思い浮かぶ。先行抽選に落ちて完全に諦めていたのでこうして当選した事は本当に嬉しい。ゾハル様ありがとう(?)。

ゲームミュージックのコンサートに当選したのは以前のPRESS START以来である。そもそもこの手のコンサートの開催数が少ない(自分が知っている作品となれば尚更)のと、その少なさ故の倍率、そして何より転売ヤーの発生によりチケットの入手難易度は高い。ゼノギアスの単独コンサートともなればもう二度となさそうな話であり、相当な倍率である事は想像に難くない。

お気に入りの曲達

ゼノギアスの曲は数に関して言えば特別多いわけではないのだが、珠玉揃いである。

飛翔は曲自体もそうだが、初めて流れるシーンのインパクトも合わせて印象深い。冥き黎明もあの意味深どころか終盤になるまで全く謎が明かされないOPとの噛み合わせが素晴らしい。遠い約束はこのゲームのキーともなる曲で、ソラリスシート特典のオルゴールはほぼこれだろうと予想というか期待している。オルゴール曲は聞いているだけでどこか懐かしい気持ちになる不思議なものだ...。通信音声のような何かが聞こえてくる紅蓮の騎士は数々のボス戦を思い出させる。(主観的な)メジャーどころからあえて外したチョイスをするならグラーフ闇の覇者を推したい。グラーフ登場の口上と合わせて忘れられない一曲である。

そして何よりEDテーマのSMALL TWO OF PIECES~軋んだ破片~はマスト。遠い約束の旋律が使われている(ある意味逆かも)のだが、そういった具合にメインテーマのような旋律が他の曲で使われている演出がすごく好きなので筆者にはまさしくクリティカル。

 

4/9追記

行って来ました。感想を以下に。

gamermemoirs.hatenablog.com

雑記

PRESS STARTで生のオーケストラを聴いてからというものの、オーケストラ曲は生演奏でないと満足出来ない体になってしまった(自宅の再生環境が整っていないのは認める)ので、本当に楽しみである。

ゼノギアスのコンポーザーである光田氏の曲は筆者がゲームミュージックに興味を持った原点でもあるので、そういった意味でも嬉しい。

コンサートまでにゼノギアスをプレイし直そうかな(PS2が動けば)。

ゼノブレイド2【高レベルユニークモンスターをソロ攻略~ハナライズのすゝめ~】

はっきり言おう。今作のユニークモンスターは弱いというよりかプレイヤー側が強過ぎる。逆に言えば自分の好きなキャラクターで戦える自由度があるわけで、個人的には好きである。ならば次に待つは縛りプレイなのだがレベルの調整が出来ない(アルドランバスケのために上げてしまった)ので今回はソロでの挑戦。高レベルのユニークモンスターをあらかたソロ討伐したのでここに記録を残す。

サブタイトルの通り挑戦するのはトラハナコンビ。正直な所天の聖杯を超え最強と言って差し支えない二人である。ハナライズすればしただけ強くなり、ハナライズせずとも基礎スペックが非常に高い。一通りやってから気づいたのだがあまり縛りプレイになっていない気がする。もっとも、構成と準備さえきちんとしてしまえば恐らく誰でもいけるとは思うので、今回は筆者一番のお気に入りコンビで挑んだところに意味がある。

ではまず準備編から。なおクリティカルでないにせよ多少のネタバレを含むので注意。

 

装備やハナライズについて

RPGの戦闘の基本は何か。敵のHPを先に0にする事。ではそれを実現するに必要なのは

  1. 相手の火力より高い体力
  2. 相手の火力に追いつく回復力
  3. 相手の回復より高い火力

この3つである。今作の敵は回復を行わないため3が無視でき、必要なのは体力と回復力だけだと言える。トラは特に補正をかけずともHPがほぼカンストし、ハナJDは武器次第で高いクリティカル率を持つため会心回復で十分に回復できる。つまり今回のソロ討伐の基本方針は単純で、敵の攻撃を受け切り自前で回復し続け長期戦で倒す、である。ハナJDは火力と耐久を両立出来るため、普段はJDで戦い、危険な攻撃はJKの回避アーツかJSのガードで受け切る。JKで回避した場合はすぐJSにスイッチしJDのクールタイムを待つ。JSでガードした場合はそのままクールタイムを待機。これが基本サイクル。

以下で装備を見て行く。装備で気を付けたいのが、JDのスキルスロットの3つ目は効果が出ないバグがあるという事(*1/19のアップデートにてバグ解消されたので気にしなくてよい)。実質5か所のスキルスロットがあると考えればよい。

必須

トラ:アーツリキャスト効果を持つポーチアイテム、(アバンギャルドメダル)

ハナJD:ムーンマターチップ(アングライト)武器、(会心回復)、じゃんじゃんビーム(回復)、高ランクのタンクまたはドッジカスタム、敵に応じて反射無効

ハナJK:ばらばらミサイル(回避)、タンクまたはドッジカスタム

ハナJS:がちがちシールド(ガード)、ディラトンチップ武器、ガード率アップV、高ランクのタンクまたはドッジカスタム、ダメージヒール、ダメージ無効(吸収)シールド

アーツリキャストのポーチアイテムにより攻撃頻度を高め、結果として回復量を増やす。JDはクリティカル率の高い武器による会心回復とじゃんじゃんビームで回復し殴り合いをする。トラのアバンギャルドメダルかJDの会心回復かは手持ちのパーツやエネルギー上限と相談。高ランクのタンクまたはドッジカスタムでないと通常攻撃を受け切れない。筆者はドッジマスターを装備させていたので、恐らくタンクIV以上の防御力ならば足りる。また、反射を持つユニークが居るので反射無効は必須となる。JKは一部アーツの回避用なのでひとまず回避アーツさえあれば良いが、JSに関してはダメージを直で受けるため高めの防御力が欲しい。ディラトンチップ武器(サーペントの報酬)とガード率アップVでガード率93%になるので、ダメージ無効吸収シールドやダメージヒールと合わせて鉄壁となる。また、ダメージヒールを持たせる事で緊急時の防御が安定する。そして3人ともタンクないしドッジカスタムにすることでロール補正によるダメージカットを大きくする。

推奨

トラ:火力に繋がるアクセサリー、リバイブポッド

ハナJD:自属性のみでコンボ出来る属性コア、火力補強スキル、ACダメージ吸収、AC命中アップ

ハナJK:スイッチ短縮、敵に応じて反射無効

ハナJS:タンクカスタムマスター

火力に関しては時間がかかって面倒というそれだけなのだが、戦闘時間短縮は事故防止にもなる。JDは自属性のみでコンボできる方がいちいちスイッチして肝心な時にクールタイムという事故を避けられる(もっともこれも火力の話なので無視できる。あくまで推奨)。つまり火水闇光のいずれかだが、敵の反属性は極力避けたい。リバイブポッドを持たせると保険になるので、事故った時に萎えずに済む。普段殴り合いをするのはJDのためダメージ吸収があると安定感が増し、戦闘相手が格上のため命中アップをかけるとリキャストや回復がよく回る。JKは回避の要なのでスイッチが間に合わない事を防ぐためスイッチ短縮を持たせると良い。JSにもスイッチ短縮を持たせたいが恐らく枠がないだろう。タンクカスタムマスターが欲しくなるのはダン相手の時。ちなみに無くてもなんとかなる(筆者は手に入れられていない)。

では以下に討伐レポートを記す。

 

お品書き

  • 暴虐巨神獣クロダイル(lv130):テンペランティア
  • 桜花一刀流のダン(lv100):モルスの断崖
  • サーペントデバイス(lv117):モルスの断崖
  • 第七世代のアレイスター(lv114):世界樹
  • 逃亡戦士ダークロッド(lv120):廃工場
  • 悪魔王ベント(lv109):テンペランティア
  • 雲海大王コロッサル(lv110):ルクスリア
  • 悪臭獣ベンハー(lv104):グーラ

筆者がまだ出会っていないユニーク(いるかわからないが)を除いてlv100超え全員のはず。他に100超えがいたら教えて欲しい。正直下3体はおまけ。

 

討伐レポート

暴虐巨神獣クロダイ

最強…のはずなのだがそうでもない。ただしそれは3人で討伐する際の話で、ソロになると即死が文字通り即死になるため対策必須になる。

殺人光線と超殲滅光弾(?)に即死が付与されているため、これら2つをタイミングよくチェインアタック発動か必殺技IVで回避する必要がある。タイミングが悪いとダメージを無効化しても即死のデバフはつくので注意。なお即死がデバフ扱いのためAC弱体回復でなんとかなり(以心伝心も付けるとなおよい)、運のステータスにより(トラは高い)単純にレジストもできる。突進攻撃でライジングするため可能ならば回避アーツでかわしたい。ただしその後後方に立たないようにしないと後方攻撃で即死する。とにかく即死デバフさえなんとかすればどうとでもなる。どうも怒りにHP以外の条件があるのか(推測では属性玉の数?)討伐終了まで属性が変化しなかった。謎である。ちなみにこのソロ戦が初の討伐であり、ゲーム全体で最後に回した高レベルユニークモンスターだったりする。そしてソロ討伐の一番手もこいつ。

追記:闇属性ブレイドには即死を100%レジスト出来る隠しパッシブが存在するのでJDは闇属性にしておくと良い。

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桜花一刀流のダン

すごく粋な恰好をしてそうだけど汎用グラの刀ドライバー。しかしその実今作最強と言っても過言ではない。さすがホムスの英雄(?)。

まず火力が高い。アーツのリキャストもやたら早い。そして回避アーツを持ち、更には怒りで一定時間完全回避状態(めいきょおおおしすいいいいい)になり、加えて通常の刀ユニークとは異なるアーツも使う。ダメ押しで素の回避率も高いため、こちらの器用さにも補正をかけないと会心回復が間に合わなくなる。刃咬みによるブレイクダウンと通常攻撃のライジングが致命的なので、ブレイク抵抗は必須(ダウン抵抗もありだが出来ればフュージョンコンボを避けたい)。怒りに複数回突入し、その度に属性が変わるので属性吸収は期待できず、ダメージ無効が活躍する。気を付けたいのが必殺技で、特にソードマグナムは何らかの特攻が入り(恐らくヘイト特攻のため確実に発生)、防御力にもよるが7000オーバーは持っていかれるので確実に回避したい。フュージョンコンボが成立すると10000を超え即死の危険もある。また、怒り後の真白刃返しは回避+反射のため反射無効は必須。真朧月夜は自身を中心にダメージ床を生成するが遠ざかれば床を離れて来てくれるので、味方が勝手に突っ込まない分ソロ討伐においてはむしろ楽。とにかく総合的に火力が高いのでそこをどうしのぐかが肝である。

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 サーペントデバイス

体力が高くて面倒。以前チェインアタックで計測した結果から1000万以上は確実。属性は闇だが実際受ける側はアーツによって違う。危険なのはウロボロスなんとかとなんとかビームの二つだが、どちらも闇属性なのでJSで闇属性吸収をすれば無傷で済む。もちろんJK、チェイン、必殺技IVなどで回避してもよい。ウロボロスなんとかはガードかリフレクションが発生すれば一応素でも受けられる。そしてダンに続き反射持ちの一体。ダン程超反応で出しては来ないが迷わず反射無効を積むべし。また、戦闘は階段を下りた所で行わないとブローで落下死する。こいつはやり直しなしで済んだので多分弱い。

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 第七世代のアレイスター

地味ながらに複数戦のため事故率は高い。とにかく最速で増援封印を付けないとひたすらバイクに転倒させられて死ぬ。どの順番で倒すかは悩みどころだが転倒が怖いバイクを先に落とし、次にロイヤル。ロイヤルはサイコシールドで吸収、バスターで放出という疑似的な反射をしてくるので回避したい。最後に残ったアレイスターは増援封印を解かないようにじっくり調理…したのだが増援封印を付けるべきはロイヤルだけだった気がしている(アレイスターが増援したかいまいち覚えていない)。むしろブレイド封鎖が面倒。アレイスター単騎でも火力はそこそこあるので常にHPは高く保ちたい。下の画像は今回撮れた中で一番のお気に入り。ハナは必殺技IVの後モードによって違う決めポーズを取り、ここではJDの小さいガッツポーズが綺麗に写っている(剣が貫通しているが…)。

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逃亡戦士ダークロッド

可愛い見た目で実は辛かった。ブローで落とせれば早かったのだがうまく飛ばず結局長期戦に。会心回復を基本戦略としているため、ひたすら回避して通常攻撃によりダウンを入れてくるこいつとは一番相性が悪い。まずダウン抵抗は必須、回避率も高いので昼間ないし夜間命中アップも要る。怒り後は闇属性なので闇属性吸収があればなんとかなる…と思っていたらマスターアーツは闇属性でない模様。ダウン状態でくらうとライジングするのでほぼ死が確定する。定期的に怒りに突入し、その都度一定時間完全回避状態になる上スパイクも持っているのでジリ貧になりがち。火力で飛ばせないとこんなに面倒だとは思いもしなかった。

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 悪魔王ベント

ここまでの奴らが倒せてこいつを倒せない訳がない。特筆事項無し。一応申し訳程度のダウンライジングは持っている。ソロ討伐の画像を載せても面白みがないので80代で普通に討伐した画像を。

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 雲海大王コロッサス

100超えユニークの登竜門もとい恥晒し。範囲攻撃でブローを連発するあれだけは痛いがそれだけ。せっかくなのでこちらも70後半で普通に討伐した画像を。

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 悪臭獣ベンハー

 一応lv100超えなので討伐しておいた。増援封印を付けて終わり。画像省略。ちなみにこの増援はlv100超えの非ユニークという珍しいモンスターだったりする。

 

まとめ

ハナはかわいい。普段周りがうるさいだけにじっくりボイスを聞きモーションを眺めるいい機会であった。戦闘中ボイスで好きなのはJDの必殺技後の「褒めてくれてもいいんですも?」である。また、JSにスイッチした時の「じゃじゃーん」もなかなか良いものである。JKの「ガチ燃え(萌え?)ですも~」も燃え(萌え)る。

 

…ハナライズのすゝめと書いておきながらその辺に触れていないので少し。タイガータイガーをひたすらやれとしか言いようがないのだが、実際やらなくても十分強い。JDは耐久と火力を両立できる数少ないブレイドだし、JKも回避持ちに一番欲しいスイッチ短縮をキズナリングで持つ。JSは言わずもがな。タイガータイガーをやればそこから更に伸びるのだから恐るべし人工ブレイド。ロールCPUのマスター系はステージ5でしか確認出来ていない(実は他でも手に入るのかもしれないが)のでそこだけ注意。タイガータイガーを極めたら後は自由にハナライズ。JDは火力、JKJSは防御寄りが一般的だと思うが、SP回復系でヒーラー運用が出来なくもないかもしれない(もっともヒーラーが要るかと言われればそこは…)。

ソロ討伐を一通りやって思うのは今作の戦闘の面白さというか自由さというか。これが必須!という状況が少ないのでとにかく好きなブレイドで遊べるのは楽しい。

今回は耐久の方針で行ったが、信頼度やらダメージ増加系を極めると普通にカンストダメージを叩き出せるらしいので、そっちでもやってみたいところではある。最初はコンボの強さに気付き、中盤でチェイン最強だとなった後、最終的にはチェインも何も要らなかったという地点にたどり着くのは何とも言えない。

二週目ではレベル調整機能が欲しいがどうだろうか。

 

4/2追記

今更感ある追記だが、二週目でレベルダウン機能が追加された。

そして、その下げたレベルによる経験値でハナライズに必要なエーテル結晶が交換できるようになったので、タイガータイガーが面倒でハナの育成をしていなかった人もぜひトライしてはいかがだろうか。

雑記

キズナリング埋めに飽きたのでソロ討伐をやってみたら案外上手く行き、結局高レベルユニークを全部倒してしまった。ナナコオリフラジオレットはそろそろ終わりそう。コントローラーが不調なのでDLCまで一時休止の予定。休止中にいい加減別ゲーの記事でも書くつもり。

ゼノブレイド2【クリア後の感想】

総プレイ約100時間、レアブレイド収集は残り7体の時点でストーリーをクリア。今回はクリア後のプレイ感想を書いて行きたい。評価やレビューというよりプレイの振り返り感想である。なお当然ながらこの記事はクリティカルなネタバレを大量に含むので未プレイ未クリアの方は閲覧非推奨というか禁止。もし購入検討でレビュー的なものを求めている場合はこちらのファーストインプレッションをどうぞ。

gamermemoirs.hatenablog.com

 

2/10追記:アップデートでいくつか改善されたのでその辺り

 

5/27追記:サントラが発売されたので改めてサウンドについての感想をこちらに。

 

gamermemoirs.hatenablog.com

 

 

 

 

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